家づくりの見積もり、「建物本体価格」だけを見ていませんか?
実は家を建てるときには、本体価格のほかにも「諸経費」がたくさんかかります。わが家も、契約前はこんなにあるとは思っていませんでした。
この記事では、WITHDOM建築設計で家を建てたわが家が、実際に支払った諸経費を項目ごとに金額つきで公開します。土地・外構・引っ越しをのぞいて、合計は約454万円でした。
- 諸経費にはどんな項目があるか
- わが家で実際にかかった金額
- 予算オーバーしないために、契約前に確かめておきたいこと
諸経費ってなに?
諸経費は、建物の工事代そのもの以外にかかるお金のことです。登記や住宅ローンの手数料、火災保険、照明やカーテンの工事などがあります。
気をつけたいのは、諸経費が全部、最初の見積もりに入っているとはかぎらないこと。あとから「これもかかるの?」となって、予算オーバーになることがあります。
わが家の諸経費一覧
| 分類 | 項目 | 金額 |
|---|---|---|
| 書類・契約書など | 請負契約書の印紙代 | 10,000円 |
| 書類・契約書など | 表題登記・現況測量 | 94,827円 |
| 書類・契約書など | 滅失登記(土地家屋調査士) | 46,462円 |
| 書類・契約書など | 保存・抵当権登記 | 215,500円 |
| 住宅ローン関係 | 印紙代(住宅ローン契約用) | 20,400円 |
| 住宅ローン関係 | 融資手数料 | 1,100,000円 |
| 住宅ローン関係 | つなぎ融資手数料 | 260,460円 |
| 付帯工事費用 | 照明工事 | 500,000円 |
| 付帯工事費用 | カーテン工事 | 627,000円 |
| 付帯工事費用 | TVアンテナ工事 | 40,700円 |
| 付帯工事費用 | 電気配線追加工事 | 587,950円 |
| その他 | 火災保険 | 247,600円 |
| その他 | 屋外給排水工事費 | 590,000円 |
| その他 | 地盤調査費用 | 100,000円 |
| その他 | 検査費用 | 100,000円 |
| 合計 | 4,540,899円 |
分類ごとの小計は、書類・契約書などが約37万円、住宅ローン関係が約138万円、付帯工事費用が約176万円、その他が約104万円です。
書類・契約書など(約37万円)
- 請負契約書の印紙代:建物の工事契約書に貼る印紙です。契約金額で金額が決まります。
- 表題登記・現況測量:新しく建てた家を、はじめて登記するための費用です。土地家屋調査士さんにお願いします。
- 滅失登記:もともと建っていた建物の登記を消すための費用です。
- 保存・抵当権登記:家の持ち主を登記する「保存登記」と、住宅ローンの担保をつける「抵当権設定登記」です。司法書士さんの報酬も入っています。
住宅ローン関係(約138万円)
いちばん大きかったのが、融資手数料の110万円です。
- 融資手数料:銀行に払う手数料です。「借りる金額の○%」で決まる銀行と、「○万円」と決まっている銀行があり、選ぶ銀行でかなり変わります。ローンを比べるときは、金利だけでなく手数料も一緒に見るのがおすすめです。
- つなぎ融資手数料:住宅ローンは、家が完成してからお金が出るのが基本です。その前に土地代や着工金を払うために使うのが「つなぎ融資」で、その手数料と利息がかかります。
- 印紙代:住宅ローンの契約書に貼る印紙です。
付帯工事費用(約176万円)
家づくりで「本体に入っていると思っていた」となりやすいのが、このあたりです。
- 照明工事:50万円。ダウンライトなど、家の照明工事の分です。ルイスポールセンやフロスの照明、千の照明、シーリングライト、ファン付きライトなど、自分で用意した照明はこの金額に入っていません。
- カーテン工事:62.7万円。吹き抜けの大きな窓にはバーチカルブラインド、吹き抜けの上の窓には電動スクリーンを3つつけています。
- TVアンテナ工事:4万700円。
- 電気配線追加工事:約59万円。シーンコントローラーをつけたり、コンセントを標準の数より増やしたりした分です。スイッチも、当時はオプションだったアドバンスシリーズにしています。


その他(約104万円)
- 火災保険:約25万円。地震保険も入った、5年分の金額です。
- 屋外給排水工事費:59万円。水道や下水を、道路から家まで引き込む工事です。土地によって金額が大きく変わります。
- 地盤調査費用:10万円。家を建てる前に、土地の硬さを調べます。わが家は、地盤改良は必要ありませんでした。
- 検査費用:10万円。見積もりに「検査費用」として入っていた分です。
このほかにかかったもの
上のほかに、土地費用・外構費用・引っ越し費用もかかりました。この3つは金額が大きく、土地や暮らし方で変わるので、予算を立てるときは忘れずに入れておきましょう。
予算オーバーしないために
- 見積もりをもらったら、諸経費がどこまで入っているかを担当者さんに聞く
- 住宅ローンの手数料は、銀行ごとに比べる
- 照明・カーテン・コンセントの追加は、早めに予算をとっておく
- 土地を選ぶときは、給排水工事や地盤改良がどれくらいかかりそうかも確かめる
家全体の金額や坪単価は、こちらの記事にまとめています。

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まとめ
わが家の諸経費は、土地・外構・引っ越しをのぞいて約454万円でした。とくに住宅ローンの手数料と、照明・カーテンなどの付帯工事が大きかったです。
知らなかった出費で予算オーバーしないように、契約前に諸経費も含めた総額を確かめておくのがおすすめです。
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